POST No.062
DATE:2023.8.28
爪の黒い縦線は何??
こんにちは、保柳です!
以前はなかったのにある時から爪に黒い縦線が・・・これは放っておいていいの?ネイルはしても大丈夫??と心配になりますよね。
これにはいくつか原因がありますが主な例をあげます。
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内出血
こちらが一番多い原因かと思いますが、
指をドアに挟んだ、お爪の上に重いものを落としてしまった、などで起こります。
通常お爪は半透明で、お爪の下を通っている毛細血管の色が透けて見えるため薄いピンク色に見えますが
上記のことによりお爪の下で内出血が起こり、赤紫や黒っぽい色が透けて見えるのです。
→爪下血腫(そうかけっしゅ)と言います。
こちらはお爪の生え変わりと共に徐々になくなっていくことがほとんどなのでそのままでも問題はありませんが、
お爪やその周辺がはれて痛い、お爪が剥がれそう、という場合は一度受診することをおすすめします。
良性のほくろ・悪性のほくろ
お爪の根元のマトリックス(お爪が作り出されるところ)にメラニン色素を作るメラノサイトが混入し増加することで
ほくろができます。
ここから作り出されるお爪にも色がつき、伸びて黒い線のようになるのです。
基本的には良性のほくろが多いのでそのままでも問題はないのですが、
悪性のほくろに移行する可能性もあるので
・黒い縦線が太くなる
・色が濃くなる
・まだらな色調になる
…等の状態に変化していったらすぐに受診してください。
加齢
メラニン色素の沈着やストレスなどで血行不良を起こし、
お爪の下などに細く薄い黒の縦線ができることがあります。
こちらは加齢に伴い、50代を過ぎたころからだんだん目立つようになる方もいらっしゃいます。
そのままでも問題はありませんが、急に濃くなる、等の変化があった場合は受診をおすすめします。
また、キューティクルオイルなどで保湿ケアをすることにより薄くなる可能性もあります。
まだ他にもありますが、多い原因の主な3つをあげました。
ほとんどがそのままでも問題はないので、上からネイルをしても大丈夫ですが
ネイルオフの度に意識して状態を見ていただいた方がよさそうですね。
そしてこれらを予防するために月並みではありますが、
規則正しい生活、バランスのとれた食事、ストレスを溜めない、手やお爪も紫外線対策・保湿ケア
を心がけていきましょう!